しばらく、マレーシアの森に調査に行っていました。私が修士のときから研究している熱帯雨林です。
森の中にはこんなクレーンが!
高さ100m近くあります。
この森の木は、50mを超える巨大高木がたくさんある背に高い森です。背の高い森は、層構造が発達していて、森林の色んな高さで色んなことが起こっています。それを調べるために、クレーンを森の中に建設して、人間が乗れるゴンドラをつるすことで、色んな場所にアクセスすることが出来ます。
私は最近、このクレーンにつるしたゴンドラに乗って、幹から出てくるCO2の量が、高さによってどう変化するかを調べたりしています。
ゴンドラからクレーン基部と森を眺めると、こんな感じ。
ところで!今回は、新しく大きなギャップが出来ていました!
大きな立ち枯れ木が倒れたときに、生きている大きな木を巻き込んで倒れたようです。そして、それに伴い、たくさんの小さな木も倒れていました。
大量虐殺の様相・・・。
おそらく、倒れた木は30mを超える大きな木だったと思います。
このギャップを上から撮ってみました。
真ん中の茶色くなっている部分、分かりますか?そこが今回新しくできたギャップです。
よく見ると、おおきな木が倒れているのが分かります。
茶色くなっている部分は、もともと生きていた木についていた葉が枯れて茶色くなってしまったようです。
このギャップがうまるのに、いったいどれほどの時間が必要なのでしょうか。
これから要観察ですね~!
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