2016年度大ゼミ

こんにちは、助教の片山です。

10月はじめ、大ゼミやりました！
去年は宮崎演習林でやりましたが、今年は福岡です。大ゼミの様子を紹介したいと思います。

懇親会～！

今年のゲストスピーカーは、河川生態学がご専門の井上先生（愛媛大理学部教授）です！
普段は聞くことのできない川に生きる生物たちのお話、特に、人工林は野生生物の生息環境として、本当に良くないのかということについて、愛媛の川を舞台にしたお話を聞くことができました。

普段、私は落葉量（リター）を測定したりしているですが、リターの質や量が河川生物の種類や生息数に大きく影響を与えるのですね～。勉強になりました。とっても面白かったです！
ヨコエビちゃん～！！

井上先生のプレゼンに、みんな大集中して聞いています。（ひとりを除く）

大ゼミでは、1日かけて、教員から学生まで、全員が発表します。
発表が終わったら、懇親会！

懇親会では、智和先生の准教授昇進お祝いもしました！

この日は、博士号を取得されて東京に旅立つＣｈｉｕさんのお別れの日でもありました。
この写真を撮ったあと、Ｃｈｉｕさんは車で東京に旅立ちました～
加油！！

2日目はエクスカーション。1日目に発表した学生さんの研究試験地に、みんなで見学に行きました。みんないつの間にかすっかり研究者の一員として、日々調査に励んでいることがよく分かりました。素晴らしい～！

まずは、新建サイトから。ここでは河川に関する研究を行っています。

4年生の久保くんによる、河川間隙水に関する調査の説明。

修士2年生の李さんは、河川における有機物分解速度に関する研究を行っています。

移動して、次は高田サイト。ここは今年できたばかりのサイトです。

修士1年生のジョンくんは、ヒノキ林において林内雨を測定しています。

修士1年生の張さんは、森林におけるリン循環を研究しています。

というわけで、今年の大ゼミはエクスカーションで試験地見学をして、学生のみなさんに説明してもらうというプログラムを取り入れました。フィールドに出ると、ディスカッションも大いに盛り上がります。とっても楽しかったですね～！

さて、来年はどこでやりましょうかねえ～