これはなんでしょう?
答えはモウソウチク(タケ)の地下茎です!
これまで九大演習林ではタケの水循環に関する研究がたくさん行われてきていて、今年はタケの稈の呼吸を測る研究も行いました。西日本でタケはとっても拡大していて、森林環境を考えるうえでは無視できない存在だから、タケの研究は重要なのです。
演習林にはタケの研究をやるのにちょうど良い竹林があったのですが、事情があり、今年度、演習林の土地ではなくなってしまいました。。。演習林で、他に良い竹林がないか色々探し回ったのですが、良い環境(タケの純林、部外者が入りにくい=タケノコが獲られない、電気が使えるなど)の竹林(特にモウソウチク)がありませんでした。
どうしようかな~、タケをもっと知りたいのにな~、、、
と考えた結果、竹林を作ることにしました!
一から作るのならば、色んな仕かけが出来るのですが、まずは本当に植えてみて育つのかを調べるために、まずは植栽試験をしてみることにしました。
O技術職員さんの若かりし頃の高校の教科書を参考に植栽をしてみました。
まずは竹林から地下茎を取ってきます。
タケの稈の根元を掘って、地下茎を掘り出します |
演習林内の敷地に深さ30㎝くらいの溝をユンボで掘ってもらいました。そこに、マサ土や肥料などを敷き、採ってきた根茎をおき、さらにマサ土をかぶせます。
根茎ちゃんたち、がんばってね!! |
どの根茎からたくさんのタケノコが生えてくるのか楽しみです! |
というわけで、みんな初めてでこんな感じで良いのか探り探りでしたが、無事に植栽が完了しました!採ってきた根茎には、既にミニタケノコがついているものもありました。
無事に生えてきたら良いのですが。。。
今後に乞うご期待!何も更新がなかったときは、失敗したのだと察してください。。。
No comments:
Post a Comment